推薦図書(専門書)
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『北関東の異界 エスニック国道354号線-絶品メシとリアル日本-』
群馬県から茨城県を横断する国道354号線沿いに出稼ぎのために来日した外国人が住みついて色々な国籍の料理が味わえる場所となっています。どのような事情で住み、どのような生活や食事をしているかを紹介しています。外国人就労者やその家族への理解の一助となり、異文化のあたたかい食卓に招かれた気持ちになる本です。
スポーツをしている人、始める人に向け、食事や栄養の大切さ、さらにはとるべき食事や栄養とその摂るべきタイミングなどについて質問形式で解説しています。
『あなたの健康寿命は「葉酸」で延ばせる-脳梗塞、認知症を遠ざける最強ビタミン』
葉酸は、妊娠を望む女性、妊娠初期の女性にとって必須の栄養素ですが、同時に認知症や脳梗塞、心不全などの予防にも効果があります。しかし、日本人の葉酸摂取は少ないのが現状です。栃木県特産のいちごにも葉酸が多く含まれます。地産の食材に多い葉酸について知ることができます。
本書により主要な食中毒の特徴(原因や症状、対策)について、マンガで理解することができます。これから食品衛生学を学ぶ初心者の皆さんにお勧めです。
現代は飽食の時代と言われていますが、一方では栄養不足が問題になる時代でもあります。栄養や栄養素についてやさしく学んだあとに、原材料別の栄養吸収を高める料理のコツや、食品の保存性を高める工夫、最新のトピックスを知ることができます。
著者はマグマを研究する地質学者の視点から日本独自の食文化を解説しています。「だし、しょうゆ、豆腐といった和食の食材が生まれた背景には日本列島形成のダイナミックな大地の営みがある」と指摘。ブラタモリの食材版といった感じです。
『お皿の上の生物学』
大阪大学の新入生の5月病を撃退した人気講義の内容を書籍化とのこと。第1~8講まで、(1)味、(2)色、(3)香り、(4)温度、(5)お刺身、(6)食器、(7)宴会料理、(8)季節の食品をテーマに、食に関わる科学・文化・歴史について講義調で楽しく綴っています。楽しく学べます。
推薦図書(一般書)
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『死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉』
大学の学生選書に選ばれた本です。厳しい言葉も書いてありますが、人生について書かれており、解説を読み実践すると必ず「かっこいい大人」に近づけます。一人前の社会人になる前にぜひとも読んでいただきたいと思います。
『伝え方が9割』
「分かりやすい」伝え方ではなく、「人の心を動かす」伝え方について書かれています。お誘いやお願いに対して、イエスと言ってもらえる確率を上げ、具体的な人の心に響く「強い言葉の作り方」など伝え方のテクニックが習得できます。
『宙(そら)ごはん』
2023年本屋大賞ノミネートの本です。宙という少女が数々の辛い現実に直面していくのですが、その度にあたたかな食・料理と出会い、心安らかになっていく物語りです。おいしい料理がたくさん描かれていて、思わず作ってしまいました。ドラマチックで素敵な一冊です。
質問すると人間のような回答を瞬時に返してくれる話題のチャットGPT ですが、我々の日常生活を根底から変えうるテクノロジーの「凄さ」と「怖さ」を知るための入門書です。是非、読んでほしい本です。
ラーメンを食べて自分が思った「おいしい」という評価は正しいのか?飲食や料理を、芸術と同じような美学の対象として考えてみることにより、「おいしい」とは何かを問う一冊。
『風をつかまえた少年-14歳だったぼくはたったひとりで風力発電をつくった』
アフリカの最貧国マラウイで学費を払えず中学校に行けなくなった少年のお話しです。独学により廃品を利用して風力発電のできる風車を製作した彼は、わずかな人しか電気を使えない自国で家に明かりをともすことに成功する感動の実話です。学ぶことの本当の意味を教えてくれる本です。
一人暮らしを始めてから、食事は学食とコンビニで適当に済ませる日々の男子大学生が、ある女の子との出会いをきっかけに自炊に目覚め、食と農を通して、人生で本当に大切なことに気づいていくお話。食事の大切さ、感謝の気持ちがわかる一冊です。