推薦図書(専門書)
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自律神経を整え、食事によって体調を改善させる方法に関し、自律神経研究の第一人者である順天堂大学医学部の小林弘幸教授が解説。腸のスペシャリストでもあり、さまざまな形で健康な心と体のつくり方を提案している先生です。実行に移しやすい食事術を学べます。
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主人公は病院勤務の管理栄養士。頑なに病院食を拒む人、食べる気力のない人、体重を落とさないといけない妊婦さん…年齢も病状も様々な患者を相手に「食べる」が紡ぐ、まったく新しい医療マンガです。病院栄養士の仕事を垣間見ることができます。
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潰瘍性大腸炎を体験した筆者のユーモアを交えた闘病エッセイです。食べて出すだけの日常とは、何かを為すためのスタート地点ではなく、偉大な成果であることが心底わかる傑作です。食事と排泄から見えてくる人間像、「食べること」の原点を考えさせられます。病気の辛さや医療者の対応など、とても勉強になります。
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栄養士が注目された本といわれています。「体脂肪計タニタの社員食堂」のレシピ本はすでにベストセラーとなっていますが、この小説はタニタ社員のダイエットプロジェクトにまつわる事実をベースに描いた映画原作小説です。社員食堂の給食の目的は「従業員の健康の保持・増進」。ダイエットの理論はもちろん、実践・継続することの難しさ、低カロリーのヘルシーレシピで従業員の満足度を得て、「結果」を出すまでの栄養士の奮闘ぶりが描かれています。
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『養生訓』は江戸中期に綴られた元祖"健康本"です。足利市出身の漫画家が現代人の健康書として訳し描いたもので、わかりやすくマンガと163のオリジナル訓示で構成されています。食の専門職を目指す高校生にお勧めの一冊です。
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『「食べること」の進化史 培養肉・昆虫食・3Dフードプリンタ』
分子調理学者の著者が「食と人の関り」の 長い歴史や現状を解説し、さらに食の未来について、「料理のかたち(プロセスやテクノロジー)」、「身体の変化」、「食と心(価値観・芸術性・おいしさ)」、「食を取り巻く環境」の観点から予測しました。人類の歴史をも動かす「食べること」について広い視点で考えることができます。
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ドラマ化されテレビで放送されました。江戸と上方の料理文化の違いがわかり、調理している工程や食べたときの様子の描かれ方が、繊細・丁寧であたかも自分がそこにいるような気になります。苦難がこようとも前向きな気持ちで主人公を応援し、乗り越えた時の「幸福感」を一緒に味わえます。
推薦図書(一般書)
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教養を身につけるとはどういうことか。「教養は幸運なときには飾りとなるが、不運の中にあっては命綱となる」という「教養」に関する古典の解説から始まります。「教養」とは? 改めて納得することができ、大学で「教養」を身につける意味を知ることができるおすすめの本です。
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「気候変動」、「食料」、「農業」、「森林」、「水産」、「水」、「感染症」、「パワーシフト」、「労働・人権」の視点から世界と日本の未来をデータに基づいて解説しています。予測される「好ましくない未来」という現実を知り、未来を変えるためにできることを考えるきっかけにしたい本です。
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『線は、僕を描く』
両親を交通事故で失い、抜け殻のように日々をなんとか送っていた主人公が水墨画を描くことによって変わっていく姿を描いています。芸術家としてだけでなく、人間としても少しずつ成長する姿を読み進むことのできる青春小説と芸術小説が最高の形で融合した一冊です。
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昭和ひと桁生まれの祖母と平成生まれの孫の手紙のやり取り。メールやラインで済ませる今の時代だからこそ読んでもらいたい心温まり癒される本です。家族を振り返る機会を得ることが出来、これからの日本を支えていく人たちに読んで欲しい内容です。敗戦~高度成長期を裏方として支えた日本女性の強さを垣間見ることができます。
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テレビでおなじみの池上さんが、難しい政治について難しい用語を使わず、誰にでも分かる言葉と例で教えてくれる本です。18歳から選挙権がある高校生にぜひ読んでもらいたいなぜ政治が必要か、どこにお金がかかるのか、選挙の意義とはなにかと分かりやすく解説しています。