推薦図書(専門書)
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日本では、微生物を巧みに使いこなし、豊かな発酵文化を築いてきました。多様な発酵食品の歴史をたどりながら、現代科学の視点からも理にかなった伝統の技を紹介した本です。発酵食品の歴史と文化、発酵に関する基礎知識、かかわる微生物、そして主な発酵食品についての理解が深まります。
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映画『南極料理人』を観て憧れて、3回目のチャレンジで調理担当として採用され一年間昭和基地で過ごした調理師でもある主婦の体験談。まったくの“異世界"で、献立の工夫を重ね、女性ならではの目線で「南極」を語った本です。
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『あなたの健康寿命は「葉酸」で延ばせる ~脳梗塞、認知症を遠ざける最強ビタミン』
葉酸は、妊娠を望む女性、妊娠初期の女性にとって必須の栄養素ですが、同時に認知症や脳梗塞、心不全などの予防にも効果があります。しかし、日本人の葉酸摂取は少ないのが現状です。栃木県特産のいちごにも葉酸が多く含まれます。地産の食材に多い葉酸について知ることができます。
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栄養は身体の健康だけでなく、うつ病をはじめとする心の病気とも実はとても関係があります。心の病気における栄養学の重要性がよくわかり、日々の食事の大切さがわかります。栄養士を目指す方にぜひ読んでいただきたい本です。
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現代の世界が抱える食の問題点を詳細に解説しています。無肥料栽培家・環境活動家である著者の自然に寄り添い敬愛する思想に基づき、野菜に対する深い知識と考察があり、現代の食事情を学ぶには最適な本です。
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アメリカの食文化史をテーマにしており、多文化的なルーツとともに、多彩な食文化を持っていたアメリカでなぜファーストフードが席巻するようになったのか、そしてそのファーストフードへの反攻がアメリカ国内で徐々に起き始めている事などを解説しています。アメリカの食をアメリカの歴史との関係でとらえており、栄養士を目指す学生さんにお勧めの1冊です。
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『香りや見た目で脳を勘違いさせる~毎日が楽しくなる応用心理学-』
なぜ、この食べ物をおいしいと感じるか、あまり食べていないのに満腹感があるのでしょうか。この本は脳科学や応用心理学の知恵(=香りや見た目)を日々の生活に活用し、脳を勘違いさせることで毎日を楽しくする方法を伝授していることを学べます。
推薦図書(一般書)
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『死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉』
他大学の学生選書に選ばれた本です。厳しい言葉も書いてありますが、人生について書かれており、解説を読み実践すると必ず「かっこいいい大人」に近づけます。一人前の社会人になる前にぜひとも読んでいただきたいと思います。
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『舟を編む』
出版社に勤める辞書の編纂メンバーたちが、新しく刊行する辞書の世界に没頭していく姿を描いた本屋大賞受賞作品です。「辞書は言葉の海を渡る舟、編集者はその海を渡る舟を編んでいく」という言葉は興味深くこれからの学習に参考書として使う辞書はどのように作られているのかがわかります。
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感染症に纏わる27のエッセイが収録されています。「コロナ以前の時代」に決して戻ることができない私たちへの一つの提案と覚書が静かに示されています。にわか仕立ての「知識」、拡散する情報、歪められたメタ・データの中から真理を見出そうとする愚かさ、助け合いの精神など考えさせられる一冊です。
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在留資格を失い、就労を禁じられ、自由に移動することもできなくなったクルド人の家族の生活を描いています。現代社会の不条理を17歳の少女の目線を通して描く青春ドラマ。映画化されています。
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『人をつくる読書術』
「読書」は人生においてどのような役割を果たすのか。本を血肉にするにはどのような読み方をすればいいのか。なぜ読書は人生を豊かにしてくれるのか。作家、元外交官、教育者、神学者などさまざまな面をもつ著者がはじめて明かす、「読書の哲学」です。
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『捨てない生き方』
「捨てる身軽さ」よりも「捨てない豊かさ」をコロナ以後の新時代を生きる逆転の発想、愛着のあるガラクタは、人生の宝物です。多くを入手して、多くを捨てるという方法は、決して持続可能なライフスタイルではありません。人生を豊かにし、生き方を見つめる本です。