推薦図書(専門書)
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『食道楽』
若き大食漢・大原と、料理に凄腕を発揮する妙齢のお登和のラブロマンスとともに、和洋中、四季折々、膨大な数の各種料理の調理法をうんちくたっぷりに紹介しています。食材、調理器具、栄養学、衛生にまで及ぶ圧倒的な情報量から、 単行本は嫁入り道具としても重宝されたという明治期空前のベストセラーを、読みやすい現代語訳になっています。
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『あなたの健康寿命は「葉酸」で延ばせる ~脳梗塞、認知症を遠ざける最強ビタミン』
葉酸は、妊娠を望む女性、妊娠初期の女性にとって必須の栄養素ですが、同時に認知症や脳梗塞、心不全などの予防にも効果があります。しかし、日本人の葉酸摂取は少ないのが現状です。栃木県特産のいちごにも葉酸が多く含まれます。地産の食材に多い葉酸について知ることができます。
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料理研究家の目線で、日常の食について書かれています。食は日常であり、単なる和食の食文化について書かれているのではなく、一汁一菜というシステムであり、思想であり、美学であり日本人の生き方であると語られています。食の原点に触れて優しい気持ちになれました。
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著者はマグマを研究する地質学者の視点から日本独自の食文化を解説する。「だし、しょうゆ、豆腐といった和食の食材が生まれた背景には日本列島形成のダイナミックな大地の営みがある」と指摘。ブラタモリの食材版といった感じです。
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食のをたどり、現在の地球上にある食に関する様々な問題まで広く網羅されています。食に関する問題の入門としても興味深く読めます。図解で色々な側面からの「食」がわかる本です。
推薦図書(一般書)
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『死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉』
20代のうちに出会っておきたい言葉のシャワーを厳選した本です。選書に選ばれた本です。厳しい言葉も書いてありますが、人生について書かれており、解説を読み実践すると必ず「かっこいいい大人」に近づけます。一人前の社会人になる前にぜひとも読んでいただきたいと思います。
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『こころの葛藤はすべて私の味方だ。 「本当の自分」を見つけて癒すフロイトの教え』
フロイトが創始した精神分析学にもとづいて書かれており、韓国で15万部を超えるベストセラーとなっています。「自分の心の温度を感じよう」「誰の心にも警護チームがいる」「新たなスタート地点に立っただけ――挫折」など、チャ ーミングな表現が散りばめられています。
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『宙ごはん』
2023年本屋大賞ノミネートの本です。宙という少女が数々の辛い現実に直面していくのですが、その度にあたたかな食・料理と出会い、心安らかになっていく物語りです。おいしい料理がたくさん描かれていて、思わず作ってしまいました。ドラマチックで素敵な1冊です。
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前作に引き続いて13歳になった主人公の日常を描いたもの。多国籍の社会を垣間見ることができます。主人公である「ぼく」の成長だけでなく家庭から世界を見ることができます。グローバルな視点でこれから社会を見てほしい皆さんにお勧めの本です。
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『ライオンのおやつ』
2020年本屋大賞2位に選ばれた本です。若くして余命を告げられた主人公が、瀬戸内の島のホスピスで過ごす物語です。本当にしたかったこと、今までの自分の生き方を振り返るお話であり、人が生きるということについて、いろんな角度から考えることができ生きることの大切さを感じられる作品です。毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」にいろいろなおやつが出て来て、食べて、生きることを描いています。食を学習する高校生の皆さんには読んでもらいたい1冊です。
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ラーメンを食べて自分が思った「おいしい」という評価は正しいのか?飲食や料理を、芸術と同じような美学の対象として考えてみることにより、「おいしい」とは何かを問う一冊です。
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『人をつくる読書術』
「読書」は人生においてどのような役割を果たすのか。本を血肉にするにはどのような読み方をすればいいのか。なぜ読書は人生を豊かにしてくれるのか。作家、元外交官、教育者、神学者などさまざまな面をもつ著者がはじめて明かす、「読書の哲学」です。